二月の勝者
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よつば個別指導塾ときわ台校の坂本です。
「二月の勝者」って知っていますか?
二月の勝者
https://www.ntv.co.jp/2gatsu/
中学受験を主題にした漫画で、丁度去年ドラマが放映されていました。
なぜ二月かというと、中学受験は2月1日から2月5日にかけて行われるからなのですが、とてもリアルな塾講師の日常がかかれています。
前からそのタイトルに色々考えるものがありました。
勝者と敗者。
それは合格した人、不合格した人で分かれているものなのでしょうか?
一般的にはそう取れそうなものです。
(別段ここで「みんな頑張ったからみんな勝者」なんてことを言おうとは思っていません。)
私が思うのは、中学受験(だけに限りませんが)に落ちた子は自分を「敗者」だと思っているのではないかなぁ、ということです。
受験に不合格なら自分のことを「敗者」と思っていそうな雰囲気があります。
私としては教え子には、受験に失敗したから敗者、だという風に思って欲しくないなと考えています。
そう思わない方が人生色々いいんじゃないかなと思っています。
コインを投げます。
表が出ます。
またコインを投げます。
表が出ます。
じゃあ次コインを投げたとき、必ず表が出るでしょうか。
そうとは限りません。
時には裏が出ることもあります。
「上手くいかなかった」「失敗した」という結果で、勝ち負けを意識すると、いずれ敗者になる時に辛くなります。
というか、必ずそういった意味では敗者になる時がきます。
人生、ずーっと表が出続ける人なんてそうそう居ません。
似たようなことを下記のブログでも書きました。
「結果を出すための回り道」
https://yotsuba-kobetsu.com/column/post-164/
上手くいったからOK
上手くいかなかったらNG
その二元論が、人の心を折るのです。
上手くいくとか、いかないとか、そんなものは二の次なのです。
「何かを求めて、必死に行動する」
その過程こそが人生そのものであって、行動していること自体がすでに「上手くいっている」のです。
それでも人は結果を求めます。
行動したからには結果。
勉強したからには合格。
合格したからには…?
私も結果を求めるな、とは言いません。
結果が欲しいのは、万人の欲望であって、それを否定するのもまた不自然な話です。
結果を求めて行動するのですが、ふと立ち止まって「何かを求めて必死に行動する、その過程こそが人生そのものであって、結果が人生そのものではない」とだけ頭の片隅に入れて欲しいと思っています。
それでもやっぱり人は見返りを求める…ものですよね?
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