ゴールデンサークル理論
カテゴリー:お知らせ,勉強・指導方法コラム
よつば個別指導塾ときわ台校の坂本です。
ふと「ゴールデンサークル理論」を思い出したので、それについて書こうと思います。
「塾のブログに書いて何の意味があるの?」ということになりますが、まぁ勉強の話しかしないと面白くないのは通常の授業と同じで、たまに脱線するくらいが丁度良いのかもしれません。
『ゴールデンサークル理論について』
https://www.youtube.com/watch?v=u4ZoJKF_VuA
上記の動画がもう13年以上も前ということに驚かされますが…。
かつてかなり持て囃された動画です。
端的にいうと「人が動くときは、人の想いに共感した時」ということです。
この動画はリーダーシップやマーケティング、ブランディングの時に良く話題に上がるのですが、実際のところ「塾講師にとって大切なこと」とかなり関係があります。
よく塾講師は生徒へこう声をかけます。
「今のうちに××ページやった方がいいよ」
「じゃあ〇〇日間で、××をやれば間に合うよ」
「このテキストを終わらせれば、△△対策はばっちりだよ」
なんて風にです。
そうやって声掛けするのは当たり前でしょ、塾講師なんだから、と思われるかもしれません。
しかしこれでは生徒は動きません。
ちょっと訂正すると、動く子もいます。
ただ、大半の生徒は「心の中で」こう言います。
「分かっちゃいるけど、体が動かないんだよ。」
「知ってはいるけど、気が向かないの。」
そうして、いたちごっこが始まります。
塾講師はひたすら計画を立て、ひたすら指示を出す。
生徒は表面上「分かりました。」と返事をし、だらだらと過ごす。
気が付いたらテストや入試前…よくあるパターンです。
塾講師はみな頭が良いです。
プロ講師ともなれば、百戦錬磨で「教え慣れている」でしょう。
しかし上記のような「ゴールデンサークル理論」なんて見ている講師は少数です。
じゃあ何て声をかけるの?と思われるでしょう。
私は、
「君と勉強するのが楽しいから、一緒にやろうぜ」
と言います。
実際、本心です。
みんなでやんのかんの言いながら勉強して、教えて、笑いあうことが楽しいです。
理屈ではないのです。
最初は「why」からです。
先生なんで塾で勉強するんですか?
一緒に居て楽しいからだよ。
それだけです。
そうして来てくれるようになってから、勉強に前向きになってくれてから、ようやく「How」「What」へ入っていくのです。
勿論ちゃんと「How」「What」もやらねばなりません。
それがないと「非効率な勉強をする塾」になってしまいます。
ただみんな順番が逆なのです。
どこも声高に「こうやって成績アップさせます!」「テスト対策はこんな風にやります!」と言います。それも大事なのですが、本当に大事なことを分かった上で「How」「What」へ行っているのか。
でもまぁそんな他人のことより、自分は少数の自分の教え子と楽しくやれれば。
それでいい気がします。
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