勉強を通して何を学ぶか②
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よつば個別指導塾、講師の中谷です。
いつも投稿をご覧いただきありがとうございます。
前回のブログでは講師の木田が過去のエピソードを踏まえて勉強することの価値についての記事を書きました。
本日は私が考える勉強の価値について紹介しようと思います。
【勉強を通して何を学ぶか】
人は常に学ぶ生き物である
私たちは日常生活の中で学習を続けています。
生徒たちは「大人は勉強しなくていい」なんて言ったりもしますが、そんなことはありません。
(まぁ定期テストとかはなくなりますけどね笑)
赤ちゃんがお湯の入ったヤカンに触れて火傷したとき、もうヤカンには近づかなくなります。
いやがらせをしてくる友達がいたとき、「自分は同じことをしないようにしよう」と思うでしょう。
これらも学習なのです。
授業を通して教わるだけでなく、日常の中で自分の価値観を形成することも勉強といえるでしょう。
授業で教わることは何に役立つだろうか?
学校の成績が良くなくても魅力的な人はたくさんいます。
したがって、人としての魅力において学業成績は必須とは言えないでしょう。
だからといって、人間形成において学業を放棄することも得策とは言えません。
それでは勉強ができることには、どのような価値があるのでしょうか?
勉強を通して新たな価値観に触れることができる!
いま、私たちの身の回りには多くの外国文化が取り入れられています。
皆さんが住んでいる家も、今この記事を閲覧するために使用しているPCやスマホも、日本独自の技術の発展だけでは成しえなかったものです。
では外国の技術を取り入れるためには何が必要でしょう?
専門技術を理解できるだけの能力も必要ですが、それ以前に外国語を理解する能力が必須です。
それは個人レベルの異文化交流も同様です。
英語を理解できればアメリカ人やイギリス人との異文化交流ができるようになります。
日本にはなかった外国文化を知ることで、自分の新たな価値観を形成することができるようになります。
もちろん言語だけでなく、数学や科学についても同様です。
高校で物理を勉強したら、宇宙工学が理解できるようになります。
もちろん全部ではありません。宇宙工学の入り口のほんの序章程度でしょう。
ただし、これが理解できたことによって宇宙工学の道に進みたいと思うようになるかもしれません。
物理を勉強することによって、将来の進路の候補を得ることができるのです。
このようにして、学校や塾で学ぶ勉強の中から自分の価値観や将来を決定するヒントを見つけられるかもしれません。
私たちは様々な科目の勉強を通して【価値観を広げるチャンス】を得ているのだと、私は考えています。
「三平方の定理を学んでも日常の役には立たないし」
と言われれば確かにそうでしょう。
ですが三平方の定理をはじめ数学や理科なども、学ぶことで【興味関心を持つチャンス】を得ているのです。
生徒の皆さんが今やっている勉強には全く無意味なものなどないということですね。
価値観が広がると学びが増える
学校の授業や日常を通して私たちはたくさんのことを学びます。
勉強しておくことで新たな価値観・新たな日常に触れるチャンスが増えますし、一つの経験からより多くのことを学ぶことができるようになります。
この記事の最初で、学業の成績が悪くても魅力的な人はたくさんいる、と言いました。
勉強をしないかわりに、何か別のことをして自分の価値観や人格を形成してきたということです。
もちろん勉強をしなくても素敵な自分をつくる環境は身の回りにたくさんあります。
ですが今学校に通っている生徒の皆さんは、強制的ではありますが勉強をしなくてはならない環境に身を置いています。
せっかく環境があるのですから、無意味なものと切り捨てないで一度ゆっくりと向き合ってみるのも悪くないのではないでしょうか?などと思ってブログを書いています。
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