入試直前の過ごし方
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よつば個別指導塾ときわ台校の坂本です。
都立入試直前です。
入試直前の過ごし方について少し書こうと思います。
結論から言うと「普段通りに過ごしましょう」ということなのですが、ちょっと道筋が違います。
そもそも巷にこれだけ「入試直前期の過ごし方」という記事やトピックが出ているのはなぜでしょう。
理由は簡単で「みんな入試直前に不安になるから」です。
(人が不安になるところに、目ざとい人は群がってきます。怖いですね。)
じゃあなんで不安になるんでしょうか。
それは、入試が上手くいくかどうか分からないからです。
人が「不安」や「恐怖」にかられる根源は、「未知」の存在です。
人は、知らない or 分からない事柄に直面すると不安や恐怖を感じるように作られています。
そのように出来ています。
入試が不安になるのは、合格するかどうか分からないからです。
本番直前にどんな言葉をかけられようが、どんなおまじないをしようが、不安は消えません。
なぜなら、100%合格する保証はないからです。
大事なことは、この人間の感情構造を認識しているかどうかです。
「入試こえーわ」となった時に、「ああ、そうか。未知だもんな。」と思えるかどうかが、まず入試本番に向かうための第一歩です。
いわゆる自分の感情を客観視する「メタ認知」というやつです。
それをした上で、次の行動です。
「不安があるのは仕方ない。だから気合だ!」と根性論に進むのも楽しいのですが、次の行動は「理論値」の認識です。
ふだんの過去問の点数はいくらになっていますか?
ということです。
入試に臨む時に、何年分も解いた過去問の点数を考えます。
それが「何回、合格ラインを超えているか」を考えるのです。
もし10年分解いて7回超えていたら、単純に「合格率70%」です。
(70%なら結構な確率で合格するので優秀ですよね。)
「過去問取れてるから大丈夫だよ」⇒「本番何があるか分からないじゃないですか」の順番ではなく、「本番何があるか分からないから未知で不安」⇒「じゃあ過去問から確率出してみるか」という順番なのです。
繰り返しますが、何をしても入試における未知(合否)は既知にはなりません。(替玉受験や裏口入学などがない限り)
ということは不安は消えません。
その認識の上で、データを見て「ああ、これくらいなんだな。」と考えるのです。
まぁ、「そんなごちゃごちゃ言われたって不安なもんは不安」と大半の生徒は言います。
仰る通りだと思います。
なので、認知、理論と考えたうえで、最後の最後ですが後は「根性」で押すしかありません。
気合です。
ひたすら勉強するしかありません。
勉強しまくって、悔いなく走り切りましょう、ということです。(月並みですが
私は上記のようなことを日々学年関係なく話をしています。
だからこそ「入試直前は普段通り過ごしましょう」と伝えています。
毎日の積み重ねが入試への対策なのです。
まぁ勿論「迷ったら~を選ぶと一番正答率が高い」とか「捨て問題の選択はどれがベストか」とか入試テクニック的なことも実は話をするのですが…(そしてそういうものが人は好きですが)
そこらへんは日々の努力の前には、不要なものなので割愛することにします。
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