学年末テスト(志村第一中など)
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よつば個別指導塾ときわ台校の坂本です。
どこもかしこも学年末テストです。
都立入試の終了直後から、区立中学校は学年末テストに入ります。
テスト前には毎回大量の課題が出されます。
そしてそれをちゃんと提出できるかどうかで内申点に加算されます。
これは志村第一中の例です。
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理科のワークが40ページぐらいありますね…。
このワークが曲者で、毎回大量の課題がでます。
そしてこの試験範囲表が配られるのは、試験二週間前です。
14日間で数英理社国の5教科のワークをこなしつつ、塾のテスト勉強も行うとなると、それはもう簡単にオーバーフローします。
言い方はアレですが、要領の良い子や基礎学力の高い子はいいのです。
解くスピードも速いので、直前からワークを始めても問題なく終わります。
しかしそうではない子たちにとっては地獄です。
そもそも勉強が得意ではなく、ワークを解くのに時間がかかります。
そして大量に課題があるので、時間が足りず「とりあえず埋める」ということになります。
そうするとますます「勉強が分からない」状態になります。
一旦そのスパイラルに入ると抜け出すのが難しく、どんどんテストで取れなくなっていきます。
そして自己肯定感も失っていき、「どうせ俺は馬鹿だから」「俺は勉強苦手なんで」と言い出すことになります。
これを抜け出す唯一の方法はみんな知っています。
「普段からワークをやっていればいい。」
ということです。
100人中95人くらいが、それを理解しています。
しかし自力で実行できる生徒を私はほとんど見たことありません。
というか、それが出来るぐらいの「自律心」を持っている子は、そもそも偏差値65を超えています。
切羽詰まってない時から、学校のワークを自分で計画立てて、日々こなす…。
そんな苦行、私も無理です。
だから、私は普段の通塾の中でワークが出来るような仕組みを考えて塾を作りました。
良く頂くお悩みの一つに「子供が家で勉強しないんですよ!」というものがあります。
私個人の考えになりますが、私は「家で勉強しなくて良くないですか?」と思っています。
理由としては、
① 家で勉強の「やる気」を出すのが至難
② そもそも講師が居ない家でやるのは非効率的
という2点です。
家は色んな誘惑があります。テレビ、携帯、兄弟のちょっかい、お布団…。数えればキリがありません。そんな中、全ての誘惑を振り切り「よっしゃ勉強やるか!」と机に向かう…。
そんなの出来ますか?
もし気合と根性で勉強が始められたとします。
自分一人で黙々とやり始めて、ふと分からない問題に当たる。
「これ、どーすんの?」と悩んで、時間が過ぎていく…。
そして分からないので、どんどん失っていくやる気…。
なんて非効率なんでしょうか。
だからこそ、私は「塾で一緒に勉強する」ことを勧めています。
「いやいや大人になったら自分で勉強できないと…」なんて言われたりもしますが、大丈夫です。
少しずつ自力でこなせるようにしていけばいいんです。
最初から「自力でこなしてもらおう」とみんなし過ぎなのです。
(というか、自力で出来ない勉強を自力でこなさせようっておかしな話ですよね。)
おそらく、上記の認識が私と他塾の一番の大きな違いだと思います。
一緒に手をとってガイドする。
少しずつ手を放す。
ゆっくり自立する。
今思えば当たり前の流れなのですが、どうやら学校や塾は「自立させよう自立させよう」とするあまり、もっと前段階のところをないがしろにしているような気がします。
(知っていて面倒だから見ないふりをしている…なんて邪悪な教育関係者はいないと信じています。)
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